【完全版】内祝いとは?基本マナー・相場・人気の品物まで徹底解説

「お祝いをいただいたけれど、お返しはどうすればいいの?」
結婚、出産、新築——人生の節目でいただくお祝い。嬉しい気持ちの反面、内祝いの準備に頭を悩ませる方は少なくありません。
内祝いとは、本来「幸せのお裾分け」として身内の慶事を周囲に振る舞う習慣でした。しかし現代では、いただいたお祝いへの「感謝のお返し」という意味合いが主流となっています。
この記事では、内祝いを贈る時期や金額相場、のし(熨斗)の正しい書き方から、本当に喜ばれるギフトの選び方まで、必要な知識をすべてお伝えします。読み終える頃には、「何を、いつ、どのように贈ればいいか」が明確になっているはずです。
そもそも「内祝い」とは?意味と基本ルール

内祝いの本来の意味と現代の解釈
「内祝い」という言葉の「内」は、もともと「身内」を指していました。
かつての日本では、家に慶事があると、お祝いをいただく前から近隣の方々に赤飯や餅を配り、幸せを分かち合う風習がありました。これが内祝いの原点です。つまり、お返しではなく「こちらから先に贈るもの」だったのです。
しかし時代とともに、この習慣は変化しました。現代の内祝いは、お祝いをいただいた方への「お礼・お返し」として定着しています。本来の意味を知っておくと、内祝いに込める気持ちがより深まるかもしれません。
贈るタイミング——いつまでに届けるべきか
内祝いを贈る基本的なタイミングは、お祝いをいただいてから1ヶ月以内です。
ただし、シーンによって多少の違いがあります。
- 結婚内祝い:挙式後1ヶ月以内。式を挙げない場合は入籍から1ヶ月以内
- 出産内祝い:生後1ヶ月のお宮参りの頃。体調を優先し、2ヶ月以内でも失礼にはあたらない
- 快気内祝い:退院後、体調が落ち着いてから10日〜1ヶ月程度
- 新築内祝い:新居への引越し後1〜2ヶ月以内
もし1ヶ月を過ぎてしまった場合でも、諦める必要はありません。お詫びの言葉を添えたメッセージカードを同封し、誠意を持って贈りましょう。「遅くなりましたが」と一言添えるだけで、相手の印象は大きく変わります。
いくら返せばいい?内祝いの「金額相場」
基本は「半返し」から「3分の1」
内祝いの金額は、いただいたお祝いの半額(半返し)から3分の1程度が目安とされています。

たとえば、3万円のお祝いをいただいた場合、10,000円〜15,000円程度の品物を選ぶのが一般的です。
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いただいた金額 |
内祝いの目安 |
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5,000円 |
1,500円〜2,500円 |
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10,000円 |
3,000円〜5,000円 |
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30,000円 |
10,000円〜15,000円 |
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50,000円 |
15,000円〜20,000円 |
目上の方や高額なお祝いをいただいた場合
両親や祖父母、上司など目上の方から高額なお祝いをいただいた場合は、少し事情が異なります。
きっちり半額を返すと、「お祝いを突き返された」と受け取られかねません。目上の方からの高額なお祝いには、3分の1程度、あるいは金額にこだわらず「気持ち」を重視した品物を選ぶのがスマートです。
特に親族からのお祝いには「新生活の足しにしてほしい」という願いが込められていることも多いため、あまり高額なお返しは相手の気持ちを無にしてしまう場合があります。
連名でいただいた場合の対応
職場の同僚やグループから連名でお祝いをいただいた場合は、以下の方法が一般的です。
一人あたりの金額が少額の場合(500円〜1,000円程度) 個包装のお菓子やコーヒー、紅茶など、分けやすい品物をまとめて贈ります。「皆さまでお召し上がりください」と添えれば、失礼にはあたりません。
一人あたりの金額がある程度まとまっている場合 可能であれば、一人ひとりに個別でお返しするのが丁寧です。
恥をかかないための「のし(熨斗)・包装」のマナー
内祝いで最も注意すべきなのが、のし(熨斗)の選び方です。ここを間違えると、せっかくの贈り物が台無しになってしまいます。

水引(みずひき)の選び方
のしに使われる水引には種類があり、お祝いの内容によって使い分けます。
紅白蝶結び(花結び) 何度あっても嬉しいお祝い事に使用します。
- 出産内祝い
- 新築内祝い
- 入学・進学内祝い
- 長寿のお祝い
蝶結びは「何度でも結び直せる」ことから、繰り返しあっても良いことを象徴しています。
紅白結び切り(10本) 一度きりであってほしいお祝い事に使用します。
- 結婚内祝い
結び切りは「固く結ばれて解けない」ことから、一生に一度の結婚にふさわしい水引です。
紅白結び切り(5本)
- 快気内祝い
病気やケガは繰り返したくないため、結び切りを使用します。
表書きの書き方
のしの上段(水引の上)には、贈り物の目的を書きます。
- 一般的な内祝い:「内祝」
- 結婚内祝い:「結婚内祝」または「寿」
- 出産内祝い:「内祝」または「出産内祝」
- 快気内祝い:「快気内祝」または「快気祝」
下段(水引の下)には、贈り主の名前を書きます。
- 結婚内祝い:新姓、または夫婦連名(右に夫の名、左に妻の名)
- 出産内祝い:赤ちゃんの名前(ふりがな付き)
- その他:贈り主の苗字、またはフルネーム
出産内祝いでは、赤ちゃんの名前を書くことで「名前のお披露目」という意味も込められています。
「内のし」と「外のし」の違い
のしの掛け方には「内のし」と「外のし」があります。

内のし 包装紙の内側にのしを掛ける方法。控えめな印象を与えるため、内祝いでは内のしが一般的です。配送時にのしが傷つく心配もありません。
外のし 包装紙の外側にのしを掛ける方法。贈り物の目的がひと目でわかるため、手渡しの場合や、結婚・出産報告を兼ねた場合に使われることがあります。
📖 関連記事:のしの種類や書き方をさらに詳しく知りたい方は「のしの書き方・包装マナー完全ガイド|図解でわかる正しい作法とタブー」をご覧ください。
シーン別:失敗しない内祝いのポイント

内祝いは、シーンによって気をつけるべきポイントが異なります。
結婚内祝い
結婚内祝いは、新しい家庭のスタートを報告する意味も込められています。
披露宴の引き出物とは別に、式に招待しなかった方やご祝儀とは別にお祝いをいただいた方へ贈るのが結婚内祝いです。
夫婦二人の新生活をイメージさせる上質なギフトや、両家の実家の名産品を組み合わせるのも喜ばれます。
📖 関連記事:結婚内祝い、何返す?おしゃれ&マナーも安心、絶対に喜ばれるお返しギフト決定版
出産内祝い
出産内祝いでは、のしに赤ちゃんの名前を入れるのが慣例です。命名札を添えることで、名前のお披露目を兼ねた贈り物になります。
出産直後は体調が優先です。事前にある程度の候補を決めておき、産後の負担を減らす工夫をしておくと安心です。
📖 関連記事:出産内祝い、何が人気?両親も親戚も喜ぶマナー&おしゃれな命名ギフト決定版
快気内祝い
「病気が残らないように」という願いを込めて、消えてなくなるもの(消えもの)を選ぶのが鉄則です。
お菓子、食品、洗剤、入浴剤などが定番です。特に「洗い流す」イメージのある石けんや洗剤は、「病を水に流す」という意味で好まれます。
📖 関連記事:快気内祝いのマナー完全ガイド!「消えもの」が絶対条件?のし・相場・人気ギフト解説
新築内祝い
新築祝いをいただいたら、本来は新居に招いてお披露目をするのが正式なお返しとされています。
しかし、遠方の方やスケジュールが合わない方もいらっしゃいます。そうしたお披露目会に来られなかった方へ、内祝いとして品物を贈ります。
新居の写真を添えたメッセージカードを同封すると、より気持ちが伝わります。
📖 関連記事:新築内祝いは必要?お披露目に呼べない人へのマナー&相場・人気ギフト特集
何を贈る?内祝いの定番ギフトとタブー
贈ってはいけないもの(タブー)
内祝いには、避けるべき品物があります。知らずに贈ってしまうと、相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

現金・商品券(目上の方へ) 「金額がわかってしまう」「施しのように感じる」という理由から、特に目上の方への贈り物としてはタブーとされています。ただし、親しい間柄や相手から希望があった場合は例外です。
緑茶 弔事で使われるイメージが強く、お祝い事の贈り物としては避けるのが無難です。紅茶やコーヒーであれば問題ありません。
刃物(包丁・ハサミなど) 「縁を切る」ことを連想させるため、お祝いの贈り物にはふさわしくないとされています。
靴下・スリッパなどの履物 「踏みつける」という意味に取られる場合があり、特に目上の方へは避けましょう。
ハンカチ 漢字で「手巾(てぎれ)」と書くことから、「手切れ=縁切り」を連想させるという説があります。気にされる方もいるため、注意が必要です。
定番の品物カテゴリ
タオル(今治タオルなど) 実用的で、もらって困る人が少ない定番ギフトです。ただし、すでに十分持っている家庭も多く、「また タオルか」と思われるリスクも。上質なブランドタオルを選ぶことで差別化できます。
お菓子(洋菓子・和菓子) 消えもので負担にならず、幅広い年齢層に喜ばれます。日持ちするものを選ぶのがポイントです。ただし、甘いものが苦手な方や健康上の理由で控えている方には向きません。
洗剤・日用品 実用的で消耗品のため、もらって困ることはほとんどありません。ただし、「生活感がありすぎる」「味気ない」という印象を持つ方も。
迷ったらこれ!相手に本当に喜ばれる「選び方の極意」
「相手が好きなものを選べる」カタログギフトが人気No.1

内祝いの品選びで最も難しいのは、「相手の好みがわからない」ということではないでしょうか。
この問題を解決してくれるのがカタログギフトです。
カタログギフトが選ばれる理由は明確です。
- 好みがわからなくても失敗しない:相手が本当に欲しいものを選んでもらえる
- 金額を伏せて贈れる:いくらのお返しか、相手に悟られにくい
- 選ぶ楽しさがある:届いた後も、カタログを眺める時間を楽しんでもらえる
このような理由から、内祝いの定番として不動の人気を誇っています。
しかし「普通のカタログギフト」では印象に残らない?
とはいえ、カタログギフトにも弱点があります。
「分厚いカタログをもらったけれど、欲しいものが見つからず、結局タオルか洗剤にした」
こんな経験をしたことはありませんか?
総合型のカタログギフトは、掲載点数が多い反面、「広く浅く」の品揃えになりがちです。本当に欲しいものがなく、消去法で選んでしまう——これでは、せっかくの内祝いも「無難に済ませた」という印象を与えかねません。
今選ばれているのは「特化型」のカタログギフト

そこで注目されているのが、テーマを絞った「特化型」のカタログギフトです。
- 「体験」に特化したカタログ(エステ、アクティビティなど)
- 「グルメ」に特化したカタログ(産地直送の食材、名店の味など)
- 「銘柄牛」に特化したカタログ(松阪牛、神戸牛、米沢牛など)
特化型のカタログは、掲載されている商品すべてが「そのジャンルの一級品」です。どれを選んでも満足度が高く、「センスの良い贈り物をもらった」と思ってもらえます。
内祝いの決定版!感謝が伝わる「和牛カタログギフト」
数ある特化型カタログの中でも、内祝いに最適なのが「和牛カタログギフト」です。

なぜ、内祝いに「和牛」なのか?
理由1:圧倒的な「ご馳走」感
「今日は特別な日だから、いいお肉を食べよう」
そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。和牛は、日本人にとって「お祝い=美味しいお肉」という共通認識があります。老若男女問わず、届いた瞬間にテンションが上がるギフトです。
理由2:最高級の「消えもの」
和牛は「消えもの」でありながら、最高級の贈り物です。形に残らないため相手の負担になりませんが、その味わいは記憶に鮮烈に残ります。
タオルや食器は便利ですが、「あの人からもらったもの」と思い出してもらえる機会は限られます。一方、「あの時食べた和牛、本当に美味しかったね」という記憶は、何年経っても色褪せません。
理由3:家族団らんの時間を贈れる
和牛カタログギフトがもたらすのは、お肉そのものだけではありません。
「今日はいいお肉が届いたから、みんなで食べよう」
そう言って家族が食卓を囲む時間。すき焼きを囲む笑顔、ステーキに歓声を上げる子どもたち——そんなかけがえのない団らんの時間を、あなたはプレゼントできるのです。
生肉の不安を解消する「カタログ形式」
「和牛を贈りたいけれど、いきなりお肉を送りつけるのは気が引ける……」
そんな心配は不要です。むしろ、生肉を直接贈ることには注意が必要です。

- 相手の冷蔵庫に空きがないかもしれない
- 届いた日に不在で、受け取れないかもしれない
- 届いた日の献立がすでに決まっているかもしれない
カタログギフトなら、これらの問題をすべて解決できます。
相手は自分の都合の良いタイミングで、好きな部位を選び、新鮮なお肉を取り寄せることができます。「一番食べたい日に届く」——これこそが、最高の気遣いではないでしょうか。
おすすめの和牛カタログギフト
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よくある質問(FAQ)
Q. 「お返しは不要」と言われた場合、本当に贈らなくていい?
A. 言葉通りに受け取るのは少し危険です。日本には「遠慮」の文化があり、社交辞令として「お返しは結構です」と言う方も少なくありません。関係性にもよりますが、半額〜3分の1程度の控えめな品物を贈るか、お礼状だけでもお送りするのが無難です。
Q. 商品券やギフトカードは内祝いとしてあり?
A. 親しい間柄や、相手から希望があった場合は問題ありません。ただし、目上の方には「金額が丸わかりになる」「現金と同等」という理由で失礼にあたる場合があります。迷ったら、カタログギフトなど金額が伝わりにくいものを選ぶのが安心です。
Q. 喪中の方への内祝いはどうすべき?
A. 相手が喪中の場合、四十九日を過ぎてから贈るのがマナーです。のしの表書きは「内祝」のままで構いませんが、紅白の水引は避け、白無地の掛け紙を使用すると丁寧です。メッセージカードには派手な表現を控え、落ち着いた文面を心がけましょう。
Q. 内祝いを贈り忘れてしまった場合は?
A. 気づいた時点で、できるだけ早く贈りましょう。お詫びの言葉を添えたメッセージカードを同封し、「遅くなりましたことをお詫び申し上げます」と一言添えれば、誠意は伝わります。何ヶ月も経ってしまった場合は、暑中見舞いやお歳暮など季節の挨拶に合わせて贈る方法もあります。
Q. いただいた品物の金額がわからない場合は?
A. インターネットで商品名を検索すれば、おおよその価格がわかることが多いです。それでもわからない場合は、3,000円〜5,000円程度の品物を目安にすると、多くの場合失礼にはあたりません。
まとめ
内祝いは、単なる「お返し」ではありません。
お祝いをくださった方への感謝を伝え、あなたの幸せを分かち合う——そんな大切なコミュニケーションの機会です。
この記事でお伝えした内容をおさらいしましょう。

- 時期:お祝いをいただいてから1ヶ月以内が基本
- 金額:いただいた額の半額〜3分の1程度
- のし:シーンに応じた水引を選び、内のしが一般的
- 品物:タブーを避け、相手が喜ぶものを選ぶ
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